ESCO-α|「デマンドコントロール」による空調の省エネ【電力削減】
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ESCO-αのご紹介|コンプレッサ個別対応型の省エネ制御装置
業務用エアコン、冷蔵庫、冷凍庫のコンプレッサの稼働状況を監視し、最適なタイミングで省エネ制御することにより、環境変化を起こさずに施設の快適性を維持しながら消費電力の削減をお手伝いします。
主な特長
- コンプレッサ個別対応型の省エネ制御装置
- ※制御率は0%、10~15%、100%の設定が可能です。制御回数は1回もしくは2回可能。
- ※空調設備によっては、容量制御することが可能でコンプレッサーを停止することなく制御が可能。
- ■電力会社への契約電力の低減申請が可能です。電気代の「基本料金」を翌月または翌々月から低減可能。
- ■室内環境を変えず、空調・冷蔵・冷凍庫の消費電力を約10%~15%削減が可能です。
ESCO-α 主な機能
- ■基本的制御機能
- 30分間を1時限とし、設定された制御率・制御回数で空調機/冷凍機を制御します。
※制御率は0%、10~50%、100%の設定が可能です。
※制御回数は1回もしくは2回。
※同室内に空調機が複数設置されている場合、複数の空調機を同時には制御せず、時間を分けて制御します。 - ■通常運転優先機能
- 制御対象の空調機が長時間停止(15分以上)している場合、稼働後にすぐ制御が開始されると室内温度(環境)が変化しています。この場合、室内温度が設定温度に早く到達するよう再起動後の一定時間(12分間)は制御を行いません。
- ■圧縮機保護機能
- 空調機(圧縮機)が停止状態にあった(温度調節など)場合、再起動後の一定時間は圧縮機保護のため制御に入りません。(通常は3分間の設定)
- ■カレンダー機能
- 省エネ制御率を時間帯別・曜日別・季節別に設定変更可能。※時間帯別制御変更は4パターン/日、季節別制御変更は4パターン/年まで設定可能。
ESCO-α システムイメージ詳細
- ESCO-αの導入フロー
- 導入効果試算の為の現状調査
- 直近1年分の電気利用実績の確認
電気料金明細のコピーをご用意ください。 - 空調室外機の型式確認
設備一覧をご用意いただくか、一覧がない場合は弊社担当者が現地にお伺いさせて頂き空調室外機の型式調査を行います。 ※お手数となりますが、室外機設置場所へのご同行もしくは、ご案内の程を宜しくお願い致します。
▼ESCO-αの取り付け対象となる設備
- 直近1年分の電気利用実績の確認
- ESCO-α導入効果試算のご提出
過去直近1年分の使用実績より、今後1年間の削減額予測を計算致します。
基本料金削減+使用料金削減について、計算結果に安全率を乗じたご提案価格となります。
- 設置工事と設置後の運用開始について
☆約10系統設置につき平均3日間の工事となります。
☆電力会社への基本料金交渉/削減データの収集
- 導入効果試算の為の現状調査
- ESCO-αの導入事例
- よくある質問
- Q1. ESCO-αを一言で表現するなら?
- エアコン・冷凍機のコンプレッサーの稼働状況を監視しながら適切なタイミングで、コンプレッサーの稼働をコントロールし室内の快適さを損なわない形で消費電力の削減とデマンド値の低減をはかるシステムです。
- Q2. ESCO-αは室外機1台に1つ必要ですか?
- 基本的には室外機1台に1個必要ですが、ユニットタイプの室外機の場合は1台で複数台の室外機を制御できるものがあり、費用対効果がよくなる場合があります。
- Q3. どんな制御方法ですか?
- エアコン・冷凍機のコンプレッサーにESCO-αを1台ずつ設置し、個々の使用状況に合わせて制御率の設定を行い、デマンドの単位である30分間に合わせ、1回もしくは2回コンプレッサーを停止・もしくは出力セーブさせ消費電力と同時にデマンド値の削減を行います。コンプレッサーの停止期間も送風状態を維持し空調室内機・冷媒の余熱を利用し室内の温度変化を少なくします。
- Q4. ESCO-αによる制御ができない機種はありますか?
- あらゆるメーカーよりあらゆる機種が市場に出ていますが、そのうち約5%が制御に適しません。
詳細はお問合せください。 - Q5. ESCO-αで制御することでエアコン・冷凍機の寿命に影響を与えませんか?
- コンプレッサーは1時間に6回以内の起動・停止は問題ありません。30分間に1~2回の制御は決して頻繁な制御ではありません。したがってエアコン・冷凍機の一般的な寿命である10~20年の単位ではほとんど影響ありません。
- Q6. ESCO-αでエアコンを制御することで室内温度が上がり暑くなりませんか?
- 現場の状況や建物の材質・運用方法・設備容量・負荷熱量などによって一概にはいえませんが、一般的には多少の温度上昇は発生します。実測による室温変化は温度上昇が1℃以内となり、コンプレッサーの停止期間も送風状態を維持し、空調室内機・冷媒の余熱を利用するので体感上の変化はほとんどありません。
- Q7. ESCO-αで制御することで室内温度が上がり、それを補うために余計に稼働し結果的に省エネにならないのでは?
- エアコンの温度サーモは実際には±1.5℃の誤差があり、1℃以内の温度上昇で室温を下げるための追いかけ運転を起こすことはありません。
- Q8. ESCO-αによる省エネは空調の温度設定をあげる省エネと同じではありませんか?
- 基本的にコンプレッサーの運転を少なくするという点では同じです。温度設定をあげることは暑い室温のなかでずっと我慢することになりますが、ESCO-αによる適度な間引き運転は快適な室温を維持することができます。
- Q9. ESCO-αの省エネ効果はどうしてわかりますか?
- ESCO-αの内部に消費電力・制御電力・稼働時間状況・使用電力量状況のデータを最大540日間記録することにより省エネの「見える化」に成功しました。これにより省エネ法対策や報告書の作成のサポートができます。もちろん電力会社の請求書を見てもわかる場合がほとんどです。
- Q10. ESCO-αの設置工事はどのようなものですか?
- ESCO-αはティッシュペーパーの箱ぐらいのコンパクトな大きさで、各室外機(コンプレッサー部分が室内機の場合は室内機)に取り付けを行います。エアコン個々の電源を順番に落としますが、照明などの停電は行わないので大抵は営業時間中でも可能です。
- Q11. ESCO-αが故障した場合はどうなりますか?
- 設置前の状況に戻り、コンプレッサーなどに悪影響を及ぼすことはありません。
詳細はお問い合わせ下さい。