カタログ資料ダウンロード
以下をクリックしますとPDFファイルが開きますので、ダウンロード・印刷も行えます。
カタログ
- (1) DINION IP ultra 8000シリーズ カタログ
- (2) DINION IP ultra 8000 設置マニュアル
- (3) インテリジェントビデオ操作マニュアル
- (4) ビデオソフトウェアマニュアル
- (5) 8000MP用カメラハウジングカタログ
- (6) カメラハウジング用取付金具カタログ
- (7) オムロン無停電電源装置カタログ (BX50F)
- (8) BOSCH総合カタログ
- (9) HDトータルソリューション総合カタログ
- (10) ネットワークカメラ録画日数目安
- (11) BOSCH モバイルビューア(スマホ用アプリ)
- (12) BVC簡易マニュアル
- (13) BVMS簡易取扱説明書
BOSCH 4Kカメラ DINION IP ultra 8000シリーズ
NBN-80122-F6A DINION IP ultra 8000シリーズ
12 メガピクセルの解像度を持つ4K DINION IP
5mmレンズ
- インテリジェントな4K UHD
- 監視用途向け高性能12MP ボックスカメラ
- 12MP、PoE、IAE、IDNR、ROI(E-PTZ)、IVA、H.264
- クワッドストリーミング、無料の表示アプリ
- クラウドサービス
- 音/動体検出
- 5mm レンズ
NBN-80122-F2A DINION IP ultra 8000シリーズ
12 メガピクセルの解像度を持つ4K DINION IP
3.2mmレンズ
- インテリジェントな4K UHD
- 監視用途向け高性能12MP ボックスカメラ
- 12MP、PoE、IAE、IDNR、ROI(E-PTZ)、IVA、H.264
- クワッドストリーミング、無料の表示アプリ
- クラウドサービス
- 音/動体検出
- 3.2mm レンズ
NBN-80122-CA DINION IP ultra 8000シリーズ
12 メガピクセルの解像度を持つ4K DINION IP
モーター駆動型オートフォーカス
- インテリジェントな4K UHD
- 監視用途向け高性能12MP ボックスカメラ(レンズなし)
- 12MP、PoE、IAE、IDNR、ROI(E-PTZ)、IVA、H.264
- クワッドストリーミング、無料の表示アプリ
- クラウドサービス
- 音/動体検出
- モーター駆動型オートフォーカス
12 メガピクセルの解像度を持つDINION IP
ultra 8000 MP は、最も要求の厳しいIP ビデオ監視におい て、鮮明でクリアかつ非常に詳細な映像を提供します。
20fps で12 メガピクセル、30fps では4K UHD で撮影する ことができ、高速で動いている物体を高解像度で撮影しま す。詳細な映像情報により、詳細かつ効果的な過去にさか のぼっての解析を実行できます。その詳細さは、犯罪捜査 の証拠を収集する際に威力を発揮します。
広い画角と、単一画面上に提供される複数のフォーカスポ イントにより、全体像を見失うことなく、細部にフォーカ スを合わせることができます。
バージョン
カメラは次のバージョンで使用できます。
• 5mm レンズ(取り外し不可)を搭載したカメラ。
• 3.2mm レンズ(取り外し不可)を搭載したカメラ。
• C/CS レンズマウントおよびモーター駆動型フォーカス 調整機能を搭載したカメラ。
カメラ本体に合わせて特別に設計された3 種類の望遠レンズ(75mm、50mm、および35mm)もオプションとして用意されています。
システムの概要
高度な画像処理技術により、DINION IP ultra 8000 MP は次のレベルへと進化します。Intelligent Video Analysisは、関連する状況を追跡/フォーカスし、録画された映像に概要および構造データを追加することにより、的確なデータをすばやく検索するための機能です。
Intelligent Auto Exposure は、優れた順光補正および逆光補正を提供することにより、常に最高品質の画像を撮影できるようにします。
Intelligent Dynamic Noise Reduction は、映像ソースにおいてビットレートを節約し、必要な場合のみ帯域を使用します。その結果、ビットレートが最大50%低下するため、画質を損なうことなくストレージコストとネットワーク負荷を大幅に削減できます。
機能
ダイナミックレンジ
ダイナミックレンジ カメラのダイナミックレンジは非常に広く、4K UHD モー ドで92dB(Intelligent Auto Exposure と組み合わせる場 合はさらに16dB を加算)と、実際の性能比較においても その性能の高さは明らかです。 カメラのダイナミックレンジは、ISO 規格に基づいた標準 テストチャートによる光電変換関数(OECF)解析を使用し て測定されています。この方法は、時々使用される理論的 近似法よりも、より現実的で検証可能な結果が得られます。
Intelligent Video Analysis
わずか20 分経過しただけで、画面上のアクティビティの 90%を見落とす可能性があります。Intelligent Video Analysis(IVA)は、設定済みのアラームがトリガーされた ときに警告することによって、アクテビティを見つけや すくします。最大8 つのIVA ルールを高度に組み合わせることにより、複雑なタスクが容易になり、誤報を最小限に抑えます。
また、IVA は、メタデータを追加することにより、映像に意 味および構造を追加します。これにより、長時間にわたって録画された映像から適切な画像をすばやく取得することができます。メタデータを使用して、反論の余地のない犯 罪の証拠を提供したり、人数カウントや群集の密度情報を 出すためのビジネスプロセスを最適化することもできます。
Intelligent Auto Exposure
逆光および順光の条件変動により、画質が損なわれる可能性があります。Intelligent Auto Exposure はすべての状況で最高品質の画像が得られるように、カメラの露出を自動的に調整します。光量の変化に自動的に対応することにより、最高レベルの優れた順光補正と逆光補正が提供されます。
Intelligent Dynamic Noise Reduction
動きがほとんどない静かなシーンでは、必要とされるビットレートはより低くなります。Intelligent ynamic Noise Reduction は、ノイズと関連情報の相違をインテリジェントに判断することにより、ビットレートを最大 50% 削減します。画像を取り込む際にソースでノイズが削減されるため、低いビットレートでも画質は低下しません。
Intelligent Dynamic Noise Reduction では、シーンの内容のインテリジェント解析に基づいて、空間的/時間的フィルタリング (3DNR) が調整されます。動き補償型時間方向フィルタリング (MCTF) は、標準の時間的フィルタリングに通常伴う被写体のブレを削減します。これにより、静止画用に最適化されたビットレートであっても、高速で動いている物体の画質が維持されます。
Intelligent Dynamic Noise Reduction では、必要な場合にのみ帯域を使用することにより、ストレージコストを大幅に削減し、ネットワーク負荷を軽減することに重点を置いています。
特定領域のみのエンコーディング
特定領域のみのエンコーディング機能も備え、帯域幅の削減をサポートします。最大8 つのユーザー定義可能な領域に対応する圧縮パラメーターを設定できます。これにより、関心領域以外の圧縮率を高め、重要なシーン用に多くの帯域幅を確保できます。
ビットレート最適化プロファイル
次の表には、各種フレームレートの帯域幅最適化における標準的な事例をkbit/sで示します。
ストリーム3は、ストリーム1 のI-フレームを録画に使用します。ストリーム4は、最大10MBit/秒でJPEG 画像を表示します。
関心領域とE-PTZ
関心領域(ROI)をユーザーが定義できます。リモート操作によるE-PTZ(デジタルパン、チルト、ズーム)制御を使用して、元画像の特定領域を選択することができます。選択した領域は別のストリームになり、リモートで表示や録画が可能です。これらのストリームをメインストリームとともに使用することで、オペレーターは、概要映像を表示しながら、シーンの最も重要な部分を別途モニターすることができます。 Intelligent Trackingでは、物体が動いているシーンを連続的に解析します。対象物の細部を最適に映像化するために、動いている物体が検出されると、カメラは画角等の設定を調整します。
設置が容易
PoE(Power over Ethernet)に準拠したネットワークケー ブルを接続してカメラに電力を供給できます。この場合は、1 本のケーブル接続で、カメラへの電力供給、カメラの制御、映像の表示を行います。
PoEを使用すると近くに電源がなくてもよいため、簡単かつコスト効率の高い方法でカメラを設置することが可能になります。このカメラはDC + 12Vの電源も使用できます。システムの信頼性を上げるため、カメラはPoE とDC + 12V電源の両方に同時に接続できます。さらに、停電などの緊急時でも連続運転を確保するために、無停電電源(UPS)も使用できます。ネットワーク配線の問題をなくすため、カメラはAuto-MDIXをサポートしています。このため、ストレートケーブルやクロスケーブルを使用できます。
ストレージ管理
録画管理は Bosch Video Recording Manager (VRM) によって制御することができ、またこの録画管理ソフトウェアを使わずにカメラから iSCSI ターゲットへ直接録画することも可能です。
エッジ録画
メモリーカードをカードスロットに挿入することにより、最大2TB のローカルアラーム録画を保存できます。RAMを使用したプリアラーム録画により、ネットワーク上の録 画用帯域幅を抑え、メモリーカードの有効寿命を延ばすことができます。
クラウドベースのサービス
カメラは4つの異なるアカウントに対して、時間またはアラームを起点としたJPEG転送をサポートしています。これらのアカウントはFTP サーバーまたはクラウドベースのストレージシステム(dropbox など)用に設定できます。映像クリップやJPEG画像をこれらのアカウントにエクスポートすることもできます。
電子メールやSMS通知を送信するアラームを設定できるので、いつでも異常なイベントを知ることができます。
アクセスセキュリティ
3つのレベルのパスワード保護および802.1x 認証がサポ ートされています。また、カメラに保存したSSL 証明書を使用して、HTTPS によるWeb ブラウザーのアクセス保護 を実現します。オプションの暗号化サイトライセンスをインストールすることで、映像と音声の通信チャンネルを128ビットキーで個別にAES暗号化できます。
表示用ソフトウェア
Web ブラウザー、Bosch Video Management System、無償のBosch Video Client、Video Security Mobile App、サードパーティ製ソフトウェアなど、さまざまな方法でカメラの機能にアクセスできます。
システムインテグレーション
このカメラは、ONVIF Profile S の仕様に準拠しています。この規格への準拠により、あらゆる製造元のネットワークビデオ製品との相互運用性が保証されます。サードパーティのインテグレーターは、カメラが持つ機能を容易に利用することができるので、大規模プロジェクトに統合することもできます。詳細については、Boschのインテグレーションパートナープログラム(IPP)のWebサイト(ipp.boschsecurity.com)をご覧ください。
レンズオプション
5mmまたは3.2mmの(取り外し不可の)広角レンズの取り付けおよび調整は工場出荷時に行われるため、フィールドでは交換できません。カメラ本体のみのバージョンのオプションとして使用できる望遠レンズは、以下の3種類あります。
• 35mm レンズ(LFF-8012C-D35)
• 50mm レンズ(LFF-8012C-D50)
• 75mm レンズ(LFF-8012C-D75)カメラ本体には、レンズのピントを簡単に合わせるためのオートフォーカスレンズウィザードが搭載されています。1:1 のピクセルマッピングを備えたモーター駆動型フォーカス自動調整機能により、これらの望遠レンズを搭載したカメラのピントを常に正確に合わせることができます。
ハウジングのオプション
カメラを保護するために、2種類のハウジング(UHOPOE- 10 およびUHO-HBGS-x1)がオプションで用意されています。ハウジングを選択するときは、以下の点に注意してください。
• UHO-POE-10ハウジングにとって、75mmの望遠レンズを使用するカメラは長すぎます。UHO-HBGS-x1 ハウジングを使用してください。
• 3.2mmの出荷時取り付けのレンズを使用するカメラの場合、UHO-HBGS-x1ハウジングでは端の映像が制限されます。UHO-POE-10ハウジングを使用してください。
DORI 範囲
DORI(検出/観察/認識/識別)は、カメラの対象領域における人物または物体を識別する能力を定義するための標準のシステム(EN-50132-7)です。以下は、これらの標準を満たすカメラとレンズの組み合わせで可能な最長距離の一覧です。
一般的な用途
望遠レンズを使用したカメラ本体は、特に以下のような用 途に適しています。
• スタジアム
• 周囲監視
• 空港の優先チェックポイント監視