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ECP100 110番通報装置
ボタンを押して110番通報!!
【ご注意】第三者契約は出来ません。
110番通報のしくみ
突発的に人命や財産に対する重大な被害が発生、あるいは発生する恐れがあるとき、110番通報ボタンを押すだけで非常事態を自動的に110番へ緊急通報する装置です。
※注)専用アナログ回線の引き込みが必要です。
但し、0発信の回線は不可です。その場合、電話会社との
打ち合わせが必要です。
主な特長
金融機関など、重要度の高い施設に設置する警察機関(110番)への自動通報装置です。
電話機で110番をダイヤルする場合と比べて、この110番通報システムは最優先での対応が確立されており、1分1秒を争う緊急時には大変有効なシステムです。
■ご利用の主な流れ
- ECP100なら、緊急事態発生時に非常用ボタンを押すだけで自動的に動作を開始します。
また、電子ブザーが鳴動することにより、職員室や別室でも緊急事態発生を把握できます。 - ECP100は、あらかじめ録音しておいた建物名称や所在地などを各県警の通信司令室へ素早く通報します。
- 通報を受け、最寄のパトカーや警察署、交番から警察官が学校・現場へ急行します。また、通信司令室からも逆信電話がすぐ入りますので状況説明ができます。
- 非常用ボタン押下により、緊急事態発生を素早く通知するとともに、通報状態表示器により通報動作の確認ができます。
- 従来市場にあった同様製品と比べて、制御部と受話器を一体型にすることで省ス ペース化、軽量化を実現しています。
【ご注意】第三者契約は出来ません。
使用上の注意
- 重大事件(強盗等)の発生時に使用してください。
- 正しい使用方法や110番通報ボタン、発報確認ランプの取り付け場所を全員が知っておくようにしてください。
- 110番通報ボタンを押しても、発報確認ランプが緑色(近畿地方は赤)に点灯しないときは、押し方が不完全ですのでもう一度押しなおしてください。
- 発報確認ランプが赤色(近畿地方は緑色)に点灯すると、110番司令室から逆信受理用電話機または本装置が接続されている電話機に呼び出し音が鳴りますので、直ちに応答してください。
犯人がそばにいるなどで応答できない場合には、受話器を外して周囲の音声が入るようにしてください。
管理上の注意
- 本装置の機能を維持するため、管理の責任者を定めておいてください。
- 誤報をなくすため、特に次の点に注意してください。
- 110番通報ボタンは、防犯カメラの作動ボタンなどと間違えて押さないように離して取り付け、はっきり識別できるようにしてください。
- 110番通報ボタンのアクリル板カバーや配線等を破損しないようにしてください。
- 掃除するとき、水や洗剤等の使用により配線の絶縁低下を起こさせないようにしてください
次のような時は保守業者へご連絡ください
- 事件・事故で110番通報ボタンを押したとき。
- 誤って110番通報ボタンを押したり、押していないのに本装置が作動したとき。
(この場合は直ちに110番に電話して誤報であることを連絡してください) - 110番通報ボタンのアクリルカバーや配線等の破損を確認したとき。
- 建物の増改築、電話や電気工事、部屋の模様替え、机の移動等を行うとき。
110番非常通報装置の普及
110番非常通報装置は、突発的に人命や財産に対する重大な危害が発生、あるいは発生するおそれがあるとき、110番通報ボタンを押すだけで非常事態を自動的に110番へ緊急通報する装置です。
具体的には、強盗等の犯人が凶器を持って建物内に侵入し、職員等に暴行・脅迫を加えた場合、設置している110番通報ボタンを押すことで、装置が作動して直ちに警察本部の110番指令室につながり、通報場所・所在地、事件の発生を自動的に通報する装置です。110番指令室では、通報場所への逆信電話で事件の内容等を確認できるようになっています。直接110番につながる点で、警備員が通報を受理して対応する警備会社の通報機器とは異なります。
警察では、110番非常通報装置による110番通報を受理した場合、周辺の警察官を直ちに現場へ急行させるとともに、緊急配備等によって犯人の早期検挙と被害の拡大防止を図ることとしています。
このように、110番通報ボタン一つで警察力が集中投入されるという防犯対策上極めて有効なシステムが、110番非常通報装置です。
警察庁では、この110番非常通報装置が犯人の早期検挙や被害の拡大防止等のために役立つことから、事件発生時に備えて準備すべき防犯設備の一つとして設置を指導しています。
当社では、事案が発生した場合の被害の程度や社会的影響等諸々の事情を考慮し、設置が望ましいと認められる施設に対して、その機能・特性を説明しながら110番非常通報装置の設置を勧奨しています。
現在、金融機関のほとんどに設置されていますが、金融機関以外では電気、ガス、水道等のインフラ施設、区市役所等の行政機関、官公署、JR駅及び関連施設、高速道路料金所、バス会社、病院、保育所等に設置されています。
平成28年5月末現在、「設置事業所」は約35,000か所です。
通報6つのポイント
- どんな事件・事故か
どろぼう・強盗・交通事故など - どこで?
住所、目標となる建物、交差点、そこからの距離 - いつごろ?
たった今なのか、5分前なのか、大体の時間を - 犯人の特長は?
性別、人相、服装など、逃げた方向は? - 今どうなっているのか
事件・事故の様子 - わたしは?
報告者の住所・名前・電話番号
仕様
品名 | 110番通報装置 |
品番 | ECP100 |
適用回線 | 一般加入回線 |
通報機能 | 110番通報/試験通報/近隣通報/遠隔監視センター通報 |
表示機能 | 電源/発報/設定LED |
入力 | 非常用ボタン×3系統(故障診断有) |
出力 | G:通報灯/R:応答灯/B:ブザー/出力(12V有電圧出力) |
電話回線 | 1:L1/L2 |
外部電話機 | 1:T1/T2 |
設置環境 | 温度0~+40℃/湿度20~80%結露なきこと |
各種モード | 運用モード:通常状態 保守-待機モード:電源起動時モード(誤通報削減機能) 保守-監視モード:設定、故障確認、録音/再生実施 保守-110番試験モード:通信指令室に110番試験実験 保守-試験モード:試験通報先に通報 |
非常入力 | 故障診断有り |
回線断線 | 電話回線の断線検出 |
電池チェック | BT有無チェック |
定時通報 | 毎月実施 |
LED表示 | 各状況/状態を3個のLEDで表示する |
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