カタログ資料ダウンロード
以下をクリックしますとPDFファイルが開きますので、ダウンロード・印刷も行えます。
- ミマモリ君WEBちらし
- ミマモリ君WEB提案書(プレゼン資料)
- ミマモリ君マニュアル(①基本ソフトインストール)
- ミマモリ君マニュアル(②WEB版インストール)
- ミマモリ君マニュアル(③WEB版操作・設定)
- ミマモリ君アラート条件設定表
- ミマモリ君WEB モバイルルーター設定マニュアル
- バイタルセンサ(Wi-fiタイプ)設定マニュアル
- ベッドセンサ取扱説明書
- バイタルセンサ注意書き(センサ同梱のもの)
- ミマモリ君よくある質問Q&A
- 非接触バイタルセンサ(ルームタイプ)仕様書
- 非接触バイタルセンサ(ベッドタイプ)仕様書
関連リンク
介護見守りシステム『ミマモリ君WEB』
ミマモリ君WEBって何?
「ミマモリ君WEB」は、非接触バイタルセンサー専用の、バイタル見守り・通報・グラフ表示アプリケーションです。
通常の見守りはパソコンから。外出した際は、WEBの専用ページから見守りの開始・停止・状態(呼吸・脈拍の参考値)、アラートの有無、グラフの閲覧ができます。
画面左:バイタルセンサ(ルームタイプ) 画面右:バイタルセンサ(ベッドタイプ)
※画面イメージは、システム開発中のため完成品と異なる場合があります。
※バイタルセンサ(ルームタイプ・ベッドタイプ)は、株式会社ミオ・コーポレーション様の商品です。
ミマモリ君WEBのご紹介
■「ミマモリ君WEB」は、測定対象者の寝室天井またはベッド下にバイタルセンサを設置し、非接触で心拍・呼吸数を計測し、WEBで値の表示・グラフ表示・ログの保存を行います。
■多彩なオプションを追加することで、室温・居場所・状態の確認も可能です。
■異常を検知したら、「ミマモリ君WEB」が即時にメール・警告画面・アラーム音でお知らせします。
■バイタルセンサは非接触なので、対象者への負担がほとんどありません。
■スマホ・タブレットのブラウザ専用ページから、見守りの開始・停止、状態(呼吸・
脈拍の参考値)確認、アラートの有無、グラフの閲覧ができます。
■バイタルセンサーより約3mまでは、体が静止状態でも脈・呼吸をセンシング可能、それ以上は体動の感知のみとなります。
テレビ等のある居室ベッドを定位置とし、そこに戻らない場合、部屋の外に出た形跡
がなければ、部屋のどこかで倒れていると判定しアラートします。
ミマモリ君 使い方ムービー
ミマモリ君 起動・設定ムービー
①起動のしかた
②スタッフ・メールアドレスの登録
③月間スケジュールの登録
④バイタルセンサの設定
⑤パスワードやその他の設定
バイタルセンサの特長
■独自制御のマイクロ波で生体認識を行い、見守り対象者寝室の天井などに取り付け、対象者の活動を正しく認識します。
■エリア内の電波状況を正確に学習させることで、複雑な電波環境でも誤報を最小限に抑えます。
■対象者寝室の天井もしくはベッド下に設置。非接触ですので対象者に負担がほとんどありません
【ご注意】
本ソフトウェア(ミマモリ君、ミマモリ君WEB)は、株式会社ミオ・コーポレーション様製
バイタルセンサ(ルームセンサまたはベッドセンサ)を使用するためのアプリケーションであり、
医療機器ではありません。
アプリの見守り画面やグラフに表示される数値は、あくまでも目安としてご使用ください。
医療機関や介護施設などでご使用をいただき、万が一事故が発生しても弊社は一切の責任を負いません。
バイタルセンサの内部で行われること
- 人間の体の表面の動きから脈・呼吸を感知します。
【1.センサー内部で分析】マイクロ波で取得した体表の動きに含まれる「みぞおちの動き(呼吸)」と、体表を流れる
「静脈流の動き」から脈をセンサー内部で分析します。【2.各参考値を出力】●脈・呼吸の参考値を出力します。
●脈・呼吸の活動量を内部の閾値により、その有り無しを判定します。
→ミマモリ君システムが参考値を表示・グラフ描画します。ログデータも記録。
バイタルセンサの長所・短所・機能
※株式会社ミオ・コーポレーション様ホームページより引用
長所
利用している24GHzのマイクロ波は金属板、セメント、水以外は透過します。よってウェラブルのセンサーの様に体に直接取り付けることなくセンシングでき、かぶれ・痒みの心配もありません。
- 壁の中に埋め込んで利用することが可能
- 光による誤動作が無い
- 体重等の変化による誤動作が無い
- 経年変化による誤動作が無い
- 対象の方がじっとしていて、脈・呼吸をセンシングできる距離は10cm~2.5mです。
短所
金属板、セメント、水以外は透過するため、隣の部屋とか廊下とかの動きを拾う場合があります。これに関してはセンサーの向きとか感度調整により対処できます。
脈・呼吸の参考値を出力できますが、空気中のノイズ等の影響で、ウェラブルのものに比べて5~15%誤差があります。
機能
マット、衣類を透過して直に体表の動きの反射波から脈・呼吸をセンシングします。
24GHzのマイクロ波を応用して、非接触で脈・呼吸のバイタル値をセンシングします。
バイタルセンサの動作原理
※株式会社ミオ・コーポレーション様ホームページより引用
非接触バイタルセンサーの動作原理は、電波が人などの物体にあたり反射すると、物体の動きによる揺らぎが生じます。この揺らぎを分析することで状況を認識する技術が、電波型センサにおる状況認識技術です。
室内に壁掛け等で設置したアンテナから空間に電波を放射し、空間中の様々な物体で反射した電波を受信すると、そこには複数の物体の動きによる周波数変化(ドップラー効果)や振幅変化が観測できます。これに周波数解析による信号分離や統計的なモデリング手法を用いることで、様々な状況の認識を行います。
呼吸や脈拍などのバイタル情報を一種の状況と捉えると、呼吸は0.3Hz前後の周期性をもつ胸腹部の振動現象であり、脈拍は1Hz前後の周期性をもつ微細振動現象です。電波に波長の短い10.5GHz帯や24GHz帯を用いると、これらの微細な変動を受信信号の位相変化として捉えやすく、実際に数m程度の遠隔から効率よく捉え得ることを確認しております。
また、ドップラー効果はスピードガン等で利用される原理であり、対象の速度を検知可能です。これを応用し、物体の落下や人の転倒などが発生した際に観測できる速度変化のパターンから、それら事象の発生を検知することも可能です。
バイタルセンサ 設置イメージ
システムの流れ
■ミマモリ画面 (パソコン・スマホ)
専用パソコンまたはWEBブラウザで「起動する」ボタンで見守りシステムを起動します。グラフボタンで見守り中のバイタルグラフ画面に切り替わります。
■パソコンでの操作
■ミマモリの開始・停止(パソコン)
ミマモリ君を起動し、「ミマモリ開始」をクリックします。
■グラフ(パソコン)
グラフは、「グラフ表示」をクリックします。(同時に1人のみ)
※画面イメージは、システム開発中のため完成品と異なる場合があります。
■スマホでの操作
■ミマモリの開始・停止(スマホ)
■グラフ(スマホ)
設定画面 ※設定はパソコンのみ行えます
-
■バイタルセンサは1人1台。個人ごとに学習をし、しきい値を設定します。
①:離床時・着床復帰時の発報までの時間を設定②:脈拍のしきい値(上限・下限)と発報までの時間を設定③:呼吸数のしきい値(上限・下限)と発報までの時間を設定
■異常時のログは、個人別・種類別にログフォルダへ保存されます。
■スケジュール設定画面で、月・週・日単位で細かくスタッフのシフト設定が可能です。
スケジュールに登録されているスタッフ宛にメールが発信されます。
■異常を検知したら、警告画面・ブザー・スマホへの通知・メール送信で素早くお知らせします
■異常を検知したら、警告画面・ブザー・スマホのWEB画面への通知・メール通知で素早く
お知らせします。
※画面イメージは、システム開発中のため完成品と異なる場合があります。
ミマモリ君 よくある質問 Q and A
Q1. 離床アラート出しの条件項目は何ですか?
「離床・着床」については、「閾値」の設定はなく、時間のみ登録できるようになっています。
センサーから「離床」状態が通知されてからの経過時間を監視して、その時間内に、「着床」にならなければ、アラート出しとなります。
Q2. それは、心拍・呼吸・体動が閾値の下限を下回ったときですか?
センサーメンテナンス画面の「心拍・呼吸・体動が閾値」とは関係なく、センサー自身の学習機能等によりセンサーから「離床・着床」の状態が、0または1で通知されてきます。
この状態変化が発生した時に、前項(Q1)の時間監視を開始します。
Q3. 離床アラートとバイタル値の閾値超えとの区別は何ですか?
「離床アラート」は、以上のように、センサーから通知される「離床・着床」の状態変化と、「離床」に変化してからの監視時間によって、アラート出しとなります。「バイタル値の閾値超え」については、上記とは関係なく、センサーから送られてくるバイタル値(参考値)がセンサーメンテナンス画面の閾値の上下限を超えてからの経過時間を監視して、アラート出しを行います。このように、「離床アラート」と「バイタル値の閾値超えアラート」は、独立して発生するしくみになっています。
なお、先に「離床アラート」が発生した場合は、次に「着床」を検出するまで「バイタル値の閾値超えアラート」は発生しなくなります。
Q4. 離床・着床のフラッグ判定は、センサがするでしょうか、アプリがするのでしょうのか?
「離床、着床のフラッグ判定」と表現するとあいまいになってしまいますが、「離床」しているか「着床」しているかの状態判定はセンサー自身が行っています。 アプリ(ミマモリ君PC本体)は、その状態の変化がセンサーメンテナンス画面で設定した「時間」を超えて継続したら、「離床、着床のフラッグ判定」を行って、離床アラートを出したり、着床による「バイタル値の閾値超え」監視を再開したりします。
Q5. どんなことができますか?
まず、1分間当たりの脈と呼吸の参考値を出力できます。もう一つ、脈・呼吸のそれぞれの活動量に対し閾値を内部に設定でき、それにより脈・呼吸の有・無を内部でフラグ判定し出力できます。よって内部で信号処理し結果だけを出力出来ますので、システム側(PC側:ミマモリ君)はそれを受け取って関係者に異常を即時通知します。
Q6. どうやって触れてもいないのに脈・呼吸が測れるのですか?
バイタルセンサに内蔵しているドップラーセンサのドップラー効果により、反射して戻ってきたマイクロ波の周波数の増減で体表の動きを察知します。呼吸はみぞおちの膨らんだ・凹んだによる反射波の周波数の増減、脈は体表を流れる静脈流詳しくは血管の0.1mm単位の膨らんだ・凹んだによる反射波の周波数増減で感知します。ちなみに人がじっとしていて感知できる距離は10cm~2.5mですが、呼吸は3mまで感知可能です。
Q7. 寝ている場合等、実際は体が動いていない場合、どの様にセンシングするのですか?
センシングのもとのデータは体の表面の体動データですので、それに含まれる脈と呼吸の凹凸をドップラーセンサにより非接触で拾い、その反射波をセンサー内部で周波数の変化により脈と呼吸に選別して感知します。金属板、セメント、水以外は透過しますので、間にマット、寝具があっても感知できます。エアーマットも問題なく使えます。
Q8. 寝ている状態で布団・マットがあっても、その上又は下から脈・呼吸がとれるのですか?
マイクロ波を利用していますが金属板、セメント、水以外は透過しますので布団、マット、衣類等は透過して体表の動きから脈・呼吸を感知します。ただし人体は70%水ですので、体内には入りませんので安心です。
Q9. エアーマットを使っている場合、バイタルセンサが誤動作しませんか?
弊社のセンサーは電波式で、よくある圧力式のマットタイプではなく、自動で動くエアーマットであっても電波がエアーマットを透過してセンシングするので、ノイズ(圧力による動き)の影響を受けません。製造メーカー側で導入実績があり、「エアーマット動作時のノイズの影響を受けない」とご評価いただいております。
Q10. プライバシーの問題があるのでカメラの代わりに、居住者の活動量がとれますか?
取れます。例えばセブンイレブンのトイレに入ると自動的に蛍光灯が点きますが、じっとしていると消えてしまうと思います。しかしバイタルセンサを使えば、脈・呼吸がある限り、人がじっとしていても居ると判定し、蛍光灯が消えることはありません。よって人が動き回っている状況はもとより、じっとしていても脈・呼吸がある限りカメラより微細に生きていることを感知します。
Q11. ターミナルケアの施設ですが、非接触バイタル生体センサーは看取り介護用として使えますか?
バイタルセンサの製造メーカーにて、ターミナルケア施設においてMS-106が看取り用センサーとして2014年より実績があり、安定して動作しております。また同時に弊社から提供させて頂いている「ミマモリ君」では脈・呼吸のログデータも記録しており、何時何分何秒までのデータが把握できます。
Q12. 床ずれ(褥瘡)センサーとして床ずれ(褥瘡)のセンシングができますか?
体位変換できない状態を感知できます。仕組みは脈・呼吸・体動の有・無を「1」、「0」のフラグ判定をセンサー内部でしていますが、褥瘡の場合は脈あり、呼吸あり、体動無しで例えば1時間経過したらアラートするといった使い方が出来ます。
Q13. 床ずれ(褥瘡)対策でエアーアットを使用していますが、誤動作はないですか?
弊社のセンサーはマイクロ波を使用しており、金属板、セメント、水以外は透過します。よって他社製のシート式のバイタルセンサーはエアーマットの上面に設置しその動きにより影響を受け誤動作しますが、当センサーはエアーマットの下に設置してセンシング出来る為、エアーマットの動きに直接影響を受けずその為の誤動作がありません。これは製造メーカーで既に導入実績があり、ご評価頂いています。
Q14. インターフェースは何種類用意がありますか?
Bluetooth、Wifi、USBの3種類の用意があります。
Q15. 5GHzのWiFiに対応していますか?
現状対応しておりません。
Q16. ナースコールシステムに繋げますか?
オプション「SP-100A センサープラス」との組み合わせで、脈・呼吸・体動の有る無しをそれぞれ無電圧接点で出力出来ます。よってセンサープラスの出力を居室のナースコールの端子に繋ぐことにより自動でナールコール出来ます(分岐BOXが必要となります)。
Q17. 介護施設の居室にあるナースコールにつないで自動で緊急通報につかえませんか?
使えます。オプションの「SP-100A センサープラス」を併用して頂けると異常時接点出力を出せます(脈異常・呼吸異常・褥瘡時)。居室でナースコールボタンを自動で押すような形で対応できます。
Q18. ベッドセンサーはどの様にベッドに取り付けますか?
以下写真の様になります。
※注意:ベッドセンサ―の両端にセンサーがありますので、センサーの両端は塞いだり、ベッドのフレーム等にぶつからないようご注意ください。
Q19. 医療機ですか?
バイタルセンサ並びに「ミマモリ君」は医療機器ではありません。センシングして得られる数値は、あくまでも目安としてご利用ください。
Q20. 脈・呼吸の有る・無しの判定も有効だと思いますが、もっと手前で独居の方の健康状態をその活動量によって事前に察知し、医者・ヘルパーさん・行政(地域包括ケア)が連携して重症化して行くことを防ぐことに使えませんか?そうすれば未病対策につかえそうですが。
まずはカメラの代わりに当センサーにより脈・呼吸・体動の活動量を感知し、「ミマモリ君WEB」で、皆がスマホで情報を共有できれば、ケアする方も事前に準備して効率的にできると思います。
Q21. 体に害はないですか?
当センサーで使用しているマイクロ波は24GHzですが、10GHz以上のマイクロ波は体に入らず体表で反射します。また電波の強さも3mWですので殆ど影響はありません。昨年EAE(一般社団法人電磁環境・電磁波防護製品評価協会)の認定を受けました。これはペースメーカー等を装着しておられる方にも安全である証明となります。
Q22. ドップラーセンサは小型無線局となり電波法の規制対象となるようですが、認可等はユーザー側の申請になりますか?
TELECによる技術基準適合証明が必要になりますが、それに関しましてはメーカー側で申請して認可を取りそのシールを貼った物を販売しますので、ユーザー側での負担はありません。
Q23. 特許等に関しては如何でしょうか?
某大手企業による「マイクロ波を使った脈拍のセンシング」等の大雑把な特許があるのは確かですが、バイタルセンサのLS-10シリーズ、MS-10シリースともそれをクリアしてしています。また元の体動データから脈・呼吸をフィルタリングする技術に関し、多くの競合メーカー、大学がFFT周波数解析の手法をとられていますが、弊社のフィルタリング技術はFFT周波数解析ではありません。詳しくご説明すると、対象となる方の脈と呼吸の定常値を1~2分自動で計測します。その上でその定常値からずれ閾値を超えた場合にアラーム信号を出力する仕組みです。
Q24. どんな仕組みですか?
「ドップラー効果」はお聞きになったことがあると思いますが、発射した電波の周波数は、対象の相手が近づいて来ると周波数が上がって戻って来て、離れると周波数が下がって戻ってくると言うものです。街中を走る救急車が、近づいてくるとサイレンの音が高くなり、離れてゆくとサイレンの音が低くなる現象が「ドップラー効果」です。 1940年頃から戦争用に使われ出して、藪の向こうの敵兵を発見するセンサーとして発達して来ました。今も警察のスピード違反検出用のレーダーとしても活躍しています。ほとんど忘れ去られていたセンサーですが、この4~5年の間に、反射して戻ってくる電波に対して周波数解析技術が上がり、人体の場合は体表の動きから、脈・呼吸が選別出来るようになりました。しかし、近年周波数解析の技術が上がりその中に含まれている成分のフィルタリングできる様になり、また処理するDSP等のデバイスが出てき価格が安価になって来た為に2~3年前位から脈・呼吸センサーが世に出てきました。
Q25. 一番の特徴はなんですか?
一番の特徴は、対象物の透過性です。金属、セメント、水以外は透過してセンシング可能です。また対象の方がじっとしていて脈・呼吸が感知できる距離は10cm~2.5m、呼吸だけであれば3mまで感知できます。 また、光学系のセンサーは特に屋外の場合は外乱光により誤動作しますが、バイタルセンサはその心配がありません。また光学系はレンズの汚れが発生してセンシングミスの可能性がありますが、バイタルセンサはその心配もありません。
Q26. 非接触バイタル生体センサーとはどんなセンサーですか?
ドップラーセンサを応用したものです。 24GHzと言う高い周波数のマイクロ波を人体に当て、ドップラー効果により呼吸はみぞおちの凹凸、呼吸は体表の静脈の血管の凹凸の動きを拾って戻ってきた反射波の周波数の変化により非接触で脈・呼吸を感知します。脈・呼吸・体動の活動量も拾うことができ、それに閾値を設定することにより脈・呼吸・体動の有る無しの判定をフラグ「1」、「0」で出力できます。また周波数成分を演算して脈・呼吸の参考値を出力できます。またマイクロ波の安全性に関し、EAE認証を取りましたので、ペースメーカー等への影響はありません。 実際にはマイクロ波を照射しその反射波との周波数の変移でセンシングします(ドップラー効果とは救急車のサイレンの様に近づく時は周波数が高くなり、遠ざかる時は周波数が低くなる現象です)。もともとは1940年頃から戦場での敵兵発見用として米国により開発されました。一番身近な例が車のネズミ取りで、警察がスピード違反取締で対象の車のスピードを測るレーダーに応用されています。
Q27. 人感センサーと比べて特徴はなんですか?
普通の人感センサーと違う所は、人間がじっとしていてもバイタル(生体運動)を感知できることです。 トイレに普通の人感センサーが付いている場合、人間が入ると明かりが点きますが、じっとしていると感知できず明かりが消えてしまいます。しかし当非接触バイタル生体センサーの場合はバイタルを検知しますので、じっとしていても明かりは消えません。 人間がじっとしていて検知できる距離は身長方向から90度の方向で10cm~2.5mです。
Q28. ウェラブルセンサー式、マットタイプのバイタルセンサーと御社の電波式のバイタルセンサーの違いはなんですか?
■ウェラブルセンサー式
【長所】直接肌に触れてセンシングするタイプなので脈の数値の精度は高い。
【短所】常時、直接腕とか心臓の近くとかに設置するため、違和感がある。また汗等の影響で痒みも感じやすい。
■マット式
【長所】形状が帯状のもの、B5サイズ位のもの等あるが、ベッドのマットの上か下に設置し体重により圧力をかけて体表の動きをセンシングすると言うもの。脈・呼吸の数値に関しウェラブルに近いのでそういう意味では誤差が少ない。
【短所】ウェラブルに近いので設置した当初は精度が高い。ただ使っている内に表面のラバーのヘタリとか、内部の構造が複雑なため圧力の影響を受けやすく歪が生じ、多分頻繁に調整しないと誤報の可能性が高くなると思われる。ものによっては1年ごとに交換の必要もあるとのこと。
■電波式(バイタルセンサも電波式)
【長所】24GHzのマイクロ波を使い非接触で脈・呼吸を非接触でセンシングする。人間がじっとしていて脈・呼吸が感知できる距離は10cm~2.5m。呼吸だけであれば3mまで可能で、この距離でセンシングできる呼吸センサーは殆どない。24GHzのマイクロ波は性質上金属板、セメント、水以外は透過する。よって衣類、マットは透過して体表で反射してセンサーに反射波が戻りその差で体表の動きをセンシングする(人間の体は70%水なので中に入らず体表で反射)。よって圧力は関係なく、直接体表の動きをストレスなく感知できる。電波の強さも3mWとスマホ(300mW)の100分の1以下で安心。
【短所】ただこの長所が短所にもなり、木材等は透過してしまうため、壁を通して隣の部屋をセンシングしたり下の階をセンシングしたりしてしまう(調整で対応可能)。また電波の性質上、周辺のノイズの影響を受け、脈・呼吸の数値はウェラブルに比べ誤差が5~15%位ある。
Q29. 脈の数値が非接触で測れるとの事ですが、精度はどうですか?
弊社のセンサーはマイクロ波により対象の方の体動を拾い、それからセンサー内部で呼吸と静脈流の動きに分類します。分けたものの中から周波数成分を抽出しそれぞれ脈と呼吸の1分間当たりの数値を計算していますので、あくまでも参考値となります。 精度はO社の血圧計と比べて5~15%の誤差があります。安静にして計測すると、5%位の誤差に落ち着きます。よって参考値と言えども脈・呼吸の増減の経過の動向は分かります。
Q30. センサー1台で何人までセンシングできますか?
1台あたり一人が対象となります。当センサーが必要とされるのは、周りに誰もいない場合の緊急時の異常です。ご理解をお願いします。
Q31. 対象者までの距離は測れますか?
距離は計測できません。
Q32. 呼吸センサーを探していますが、距離はどれくらいまで測れますか?
計測対象者がじっとしていて呼吸が測れる距離は約3mです。
Q33. 血圧が測れますか?
非接触での血圧計測は対応しておりません。
Q34. 車で使えますか?
車載の場合はロードノイズとエンジンノイズが大き過ぎ、微妙な脈・呼吸の動きは判別が難しいため対応しておりません。
Q35. 保育園にて乳幼児突然死症候群SIDS対策の見守りはできますか?
はい、「ミマモリ君」により、呼吸異常の段階でアラートが可能です。
Q36. 祖母が一人住まいで心配なのですが、遠方から見守りできますか?
はい、「ミマモリ君WEB」ならば、インターネット環境があれば遠隔地でも状態の見守りができます。何時でもご家族の安否確認と、緊急時はスマホにアラートメールが配します。お気軽にお問い合わせください。
Q37. 貸し出し品(デモ機)はありますか?
はい、デモ機は数量に限りがありますが承っております。お問合せください。
Q38. 毎月の使用料はありますか?
初期導入費用のみで、月額使用料はありません。
Q39. 補助金対象ですか?
国・県で補助金がでることがままありますが、市町村で独自にでることもある様です。市町村の高齢福祉課に直接お問い合わせください。